メイクセラピー検定は履歴書に書ける資格?書き方のポイントと就活で使える理由
「メイクセラピー検定って資格として履歴書に書ける?」
「履歴書に書く時どうやって書けば良いの?」
勉強を積み重ねてようやく合格できたメイクセラピー検定。
しかし、本当にメイクセラピー検定を資格として履歴書に書いて良いのか、不安に思う方もいますよね。
実は、メイクセラピー検定は美容関係のお仕事に就く予定がなくても、履歴書に書くことができるんです!
ですが、メイクセラピー検定を履歴書に書く時には、注意しなければならないポイントがあるのも事実です。
そこでこの記事では、メイクセラピー検定が履歴書にかける理由と書く時の注意点を3つ、そしてどのように就活で使えるのかを詳しく解説していきます!
メイクセラピー検定は履歴書に記入できる?
結論から言うと、メイクセラピー検定は履歴書に書ける資格です。
メイクセラピー検定は、美容専門学校や看護学校、資格スクールなどのカリキュラムにも導入されています。中には就職活動でのアピール材料とするために、生徒全員がメイクセラピー検定2級を合格している学校もあるんです。
また、メイクセラピー検定は転職をしたい方や、仕事復帰を考えている主婦にも人気があります。
「美容のお仕事への転職じゃなくても履歴書にかけるの?」と疑問の声がありますが、実はメイクセラピー検定は履歴書の趣味欄や備考欄へ記入しても良いんですよ♪
メイクセラピー検定を学べばメイクだけではなく、カウンセリング力やコミュニケーション能力などあらゆる場面で活かせるスキルが身に付きます。
メイクセラピー検定を履歴書に書く際の注意点
メイクセラピー検定を履歴書に書く際に注意すべきポイントが3つあります。
そのポイントとは「履歴書へ記載する際の名称」「取得した日付は認定証と揃える」「メイクセラピー検定の資格を複数持っている場合」です。
一体どういう意味なのか、1つずつ解説していきますね。
履歴書へ記載する際の名称
メイクセラピー検定は、取得すると称号が与えられます。
履歴書に書く際は「メイクセラピー検定◯級 合格」と記入するか、各級の称号名を使って「認定メイクセラピー アドバイザー 合格」と記入します。
各級の称号名は以下の通りです。
級 | 称号 |
特級 | 認定メイクセラピスト |
1級 | 認定メイクセラピー プロデューサー |
2級 | 認定メイクセラピーアドバイザー |
準2級 | 認定メイクセラピー アシスタント |
3級 | 認定メイクセラピーガイド |
余談ですが、履歴書に資格を書く際に「取得」か「合格」どちらを書けば良いか悩むことがありますよね。絶対こうじゃなきゃいけない!という決まりはありません。
しかし一般的には、免許証や免許状など、それがないと業務を行えない場合には「取得」、合格証明書や認定証明書などが発行される場合には「合格」と記します。
メイクセラピー検定は民間の美容資格で、試験に受かると認定証をもらえるので「合格」と記しておきましょう。
取得した日付は認定証と揃える
メイクセラピー検定を履歴書に記載する際は、日付は認定証と揃えましょう。
よくメイクセラピー検定を受験した日付を書いてしまう方もいらっしゃいますが、履歴書には認定証の日付を書かなくてはなりません。
なぜなら、受験した時点ではまだ合格したかどうか明らかになっていないからです。
しかし、3級のオンライン受験の場合は、問題を解いあとすぐ採点され、合格であればすぐに認定証が発行されます。3級を履歴書に書くのであれば、受験日と認定証の日付が同じになることもありえます。
「認定証をなくしてしまって日付がわからない」という方は、一度メイクセラピー検定事務局に問い合わせてみましょう。受験データが残っていれば、認定日を調べてくれるかもしれません。
日付は西暦・和暦などの決まりはありませんが、学歴や職歴の日付と揃えて書くと良いでしょう。
メイクセラピー検定の資格を複数持っている場合
メイクセラピー検定を複数受験し、全て合格している場合は、一番上の級のみ記載しましょう。
例えば、メイクセラピー検定3級と2級を取得しているとします。
履歴書には3級と2級を1つずつ書くのではなく、3級は記載せず2級のみ書きます。
2級の試験内容には3級レベルの問題が含まれているため、分けて書く必要はありません。1級と特級を持っている場合でも、履歴書に書くのは特級の「認定メイクセラピスト」だけで十分です。
また、「3級はレベルが低いから書かない方が良いのでは?」という意見もあります。
しかし、新卒での就職活動や異業種から美容業界へ転職する場合には3級を持っていることで「勉強を熱心に取り組める人」「美容業界の仕事にやる気がある人」と採用担当者にアピールすることができます。
また、美容業界への転職ではなくても、履歴書に書いてあるだけで採用担当者の興味を引くかもしれません。
どの仕事においてもコミュニケーション能力は求められるので、「心理学を学ぶために勉強をした」と言えば、自己PRにもなりますよ!
メイクセラピー検定の資格が就活に使える理由
メイクセラピー検定は、持っていれば就職活動で自分をアピールできます。
「メイクセラピー検定は美容業界での就職活動にしか活かせない」と思っている方もいるかもしれません。
しかし、メイクセラピー検定は接客業やホスピタリティの求められるお仕事でも注目される資格なんです。
ここでは、メイクセラピー検定が就職活動に使える理由を3つご紹介します。
接客スキルが高いと判断される
メイクセラピー検定では心理学の知識を深められるので、コミュニケーション能力があり、接客スキルが高い人材だと判断されます。
メイクセラピー検定では、人間関係理論やカウンセリング概論などで、目の前にいる人の本音を引き出すための関わり方を学べます。
メイクセラピーを受ける方は不安を抱えていたり、自分に自信がなかったりすることがあります。
ネガティブな感情は、言葉にすることや人に伝えるのに勇気がいる行為であり、相手のことを信頼していないと話そうという気持ちになりません。
メイクセラピー検定を学べば、相手が心を開いてくれるようなコミュニケーションの取り方がわかるようになります。さらに、傾聴や共感など、自分自身が話を聞く態度自体も改められるのです。
メイクセラピー検定を履歴書に書くと、お客様だけでなく職場の人との関係も築けると採用担当者から認められることになります。
美容業や介護職などでメイクアップ技術を活かせる
メイクセラピー検定で学ぶメイクアップ手法は、美容系のお仕事や高齢者と関わるお仕事、さらには病気で皮膚疾患がある患者さんと接するお仕事などに対して活用できます。
メイクセラピーのメイクアップ手法は、お客様をきれいに仕上げることだけが目的ではありません。
お客様の「なりたい自分像」に近づけるために、顔のパーツを調整して雰囲気を変えたり、目の錯覚効果を用いてコスメの色味や質感を活かしたりしてメイクを仕上げます。
そして、メイクアップを通して目の前の方が前向きになり、自分自身を受け入れるサポートをしてあげることが最も重要な目的です。
メイクセラピー検定を持っていれば、お客様のきれいになりたいという希望を叶える美容部員や美容師はもちろん、メイクをすることで生きる喜びを与えられる介護士、皮膚疾患をカバーするメイクを施す看護師など、メイクセラピーを必要とする現場で重宝されるでしょう。
ホスピタリティが求められる仕事に有利
メイクセラピー検定では、ホスピタリティの精神を身につけることができるので、ホテルマンや販売員などにも役立ちます。
ホスピタリティとは、お客様が求めているサービスを提供するのではなく、お客様が期待していない部分でどうやったら喜んでもらえるのかを考えて行動することです。
メイクセラピーでお客様にカウンセリングやメイクをする際は、相手が安心し、自分に自信を持ち、前向きになってくれるかを常に考えなければなりません。
ホスピタリティを持って関わると、「自分のためにここまでしてくれるんだ」とお客様が信頼してくれるきっかけとなり、心を開いてもらいやすくなるのです。
日本では「おもてなし」という言葉が浸透しているほどホスピタリティを求められるお仕事は多くあるので、メイクセラピー検定を持っていれば充分アピールに繋がりますよ。
まとめ
メイクセラピー検定は
- 学生の就職活動や異業種への転職活動、主婦の仕事復帰に役立つ
- 履歴書に書く場合、「認定メイクセラピスト 合格」とし、認定証と同じ日付を書く
- 複数の級を持っている場合、最も上の級のみ記入
- 履歴書に書けば、接客スキル・メイクアップ技術・ホスピタリティ精神があると認められる
このような特徴があります。
メイクセラピー検定は美容業界だけでなく、医療・福祉現場でも活用され始めているので、持っていれば重宝される人材だと認められます。
また、接客を伴うお仕事や会社内でのコミュニケーション力を求められるお仕事でもアピール材料となります。
メイクセラピー検定を取得している方は、履歴書に記載して採用担当者へアピールしてみてくださいね♪