メイクセラピー検定2級の難易度は?過去の合格率データまとめ
「メイクセラピー検定2級からは実技試験があるから難易度が高そう」
「心理学やメイクの経験がないと、合格するのは難しいのかな」
筆記試験と実技試験の両方で評価されるメイクセラピー検定2級は、初心者の方にとっては取得するのに難しく感じてしまいますよね。
しかし、メイクセラピー検定2級は受験者の約60%は受かると言われています!
また、例年メイクセラピー検定2級の合格率は高くなってきているので、しっかり対策すれば初心者さんでも関係なく合格を目指せるんですよ。
さらに、一度落ちてしまったとしても次回開催時に限り再受験制度が適用され、割引価格で再チャレンジできるので、とても人気があるんです!
この記事では、メイクセラピー検定2級の難易度や過去の合格率をデータにまとめつつ、メイクセラピー検定2級が人気な理由も一緒に解説しますね。
メイクセラピー検定2級の難易度は?
メイクセラピー検定2級の試験から会場での実技試験が始まるので、難易度は3級や準2級より高くなります。
しかし、難易度が高いとは言っても、メイクセラピー検定の中で2級は比較的受かりやすく、初心者の方でもしっかり対策すれば取得できるレベルです。
メイクセラピー検定各レベルの合格率は以下の通りです。
3級 | 2級 | 1級 | 特級 | |
合格率 | 約90%以上 | 約60% | 約25% | 約15% |
こちらの表での2級合格率とは、筆記試験と実技試験の合計で割り出されています。
メイクセラピー検定2級は筆記試験と実技試験がありますが、それぞれに採点基準が設けられています。どちらかが合格点に達していない場合、不合格となります。
しかし、次回の試験開催時のみ、割引価格で落ちた科目だけを受けられる再受験制度が適用されるんです。2級に合格するためには、知識を入れるだけではなく、メイクアップの技術力を磨く必要があります。
こう聞くと「筆記の勉強はできてもメイクの経験が少ないから3級から受けようかな」と思う方もいるかもしれません。
でも、2級は実務経験や年齢などの受験制限がなく、3級を持っていなくてもいきなり受けられるんです。
試験当日までにテキストを読んで勉強するだけでなく、他人の顔でメイクをする練習をしたり、メイクセラピー受験者向けの講座を活用したりしてしっかり対策すれば、初心者の方でも合格を目指せますよ!
メイクセラピー検定2級の過去の合格率は?
メイクセラピー検定2級の過去の合格率以下の通りです。
2016年度第40回 | 2016年度第42回 | 2020年度第58回 | |
2級合格率 | 58.8% | 76.9% | 72% |
メイクセラピー検定2級は、筆記試験・実技試験におけるマナーとメイクでそれぞれ問題の80%以上正解すれば合格となります。
ちなみに、2020年度第58回での筆記合格率は81%、実技合格率は72%です。
このことから、2級が不合格となる原因は実技試験に向けて現場慣れしていない、人の顔での練習が足りていない、テキストにあるオーダーに沿ったメイク技術不足であることが考えられます。
また、2級の実技試験では他人へのメイクの仕上がりだけでなく、自身の身だしなみやメイク中の姿勢や立ち振る舞い、モデルとのコミュニケーションなども評価基準となります。
メイクを仕上げるのに夢中になってしまい、モデルと一切会話しなかったり、前のめりな姿勢になり過ぎたりすると減点になるので注意しましょう。
日頃から家族や友達、職場の同僚など、一緒にいる時間が長い人にメイク練習をお願いして、本番同様の環境に慣れておくことがポイントです。
メイクセラピー検定2級が人気な理由
メイクセラピー検定2級はメイクと心理学に興味がある方なら誰でも受けられる資格です。
難易度も中級レベルなので初心者の方でも受けやすく、筆記試験が好きなタイミングで受けらる・プロからスキルを証明される・誰でもチャレンジできるといったポイントに人気が集まっています。
詳しく解説していきますね!
好きなタイミングで受けられる郵送在宅試験
メイクセラピー検定2級筆記試験は、自宅で受けられる在宅郵送試験です。
郵送在宅試験とは、自宅に問題用紙と解答用紙が送られてきて、提出期限までの間なら自分の好きなタイミングで問題を解き、回答を返送するシステムの試験です。
メイクセラピー検定の中で、筆記試験と実技試験があり筆記が在宅で受けられるのは、2級だけなんです。
3級は筆記試験のみ、準2級は筆記試験とセルフメイクをした画像の提出が必須になりますが、試験官の前でメイク技術を審査されることはありません。
1級や特級は筆記試験と実技試験はどちらも試験会場で受ける必要があります。
1級であれば筆記試験50分間と実技試験40分間で合計90分間、特級は筆記試験30分間と実技試験50分間の合計80分間は最低でも拘束されます。
しかし2級であれば会場での拘束時間は実技試験の準備と試験時間30分ほどで済みます。
また、筆記の郵送在宅試験であれば、直前までじっくり復習してから挑めるので、慌てることなく実力を発揮できます。
忙しい方でも時間に縛られず自由な時間に受験可能なので、フルタイムでお仕事をしている方や、主婦・学生の方に人気なのです。
知識と技術が備わっていることを証明できる
メイクセラピー検定2級を取得すれば、知識と技術が備わっていることをプロが認めたことになるんです。
初心者でも筆記試験と実技試験の両方が受けられる2級では、合格すれば就職活動の履歴書やお仕事で使う名刺に資格名を入れられ、アピールに繋がります。
特に美容業界でのお仕事では、お客様にメイクやエステなどのサービスを施す機会があります。
メイクセラピー検定2級の実技試験ではメイクアップ技術だけでなくコミュニケーションや自身の姿勢、そしてお客様役のモデルの表情も見られています。
いくら満足いくメイクができていたとしても、お客様がどんな気持ちでサービスを受けられているかを考えられなければなりません。
実技試験を合格すれば、すぐにお客様へスキルを活かしながらサービスを受けてもらえるので、満足度や信頼度の向上に役立てられますよ。
受験制限がなく誰でも受験可能
メイクセラピー検定2級は実技試験があるものの、受験制限が設けられておらず、誰でも受験できるんです。
実技試験ある試験では、「同検定の◯級取得者のみ」や「実務経験◯年以上」といった受験制限を設けられていることがあります。
メイクセラピー検定でも1級と特級は受験制限が設けられています。1級はメイクセラピー検定2級取得、特級はメイクセラピー検定1級取得と特別対策講座の受講、活動報告書の提出が必須です。
ですが2級であれば、取得必須の資格や実務経験の有無、美容専門学校での経験、年齢や職種などに関係なく、誰でも受験できるんです!
2級受験者には10代?60代の方もいますし、美容業ではない方も受験して合格されています。
もし「実務経験がない」「年齢的に受けられるかな」と不安を抱えている方でも対策すれば必ず合格を目指せます。
独学が心配な方は、プロのサポートを受けながら試験対策をすれば安心して本番に挑めますよ!
メイクセラピー検定2級を取得した人の声
過去にメイクセラピー検定2級を受験してきた方はどのように勉強してきたのか、気になりますよね。
ここでは、実際に合格した方の体験談をご紹介しますので、ぜひ勉強の参考にしてみてください♪


まとめ
メイクセラピー検定2級は、
- 合格率平均が60%前後で初心者でもしっかり対策すれば合格できる
- 筆記試験だけでなく、本番同様の実技試験対策も入念に行う必要がある
- 筆記試験は在宅郵送受験なので好きなタイミングで受けられる
- 誰でも受験でき、プロから知識と技術をプロから認めてもらえる
一見初心者では合格するのが難しそうに見えますが、筆記試験での記述式問題や実技試験でのメイクアップ手法などを抑えた対策を取れば、合格を目指せます。
過去には独学で取得された方もいますが、「メイクやカウンセリングの経験がないから独学では不安」という方は、メイクセラピー検定事務局公式の2級対策講座を活用してみてください。
現役メイクセラピストである講師が、あなたを合格まで導いてくれるはずです。
メイクセラピー検定2級を取得して、プライベートやお仕事をより充実させちゃいましょう!