メイクセラピー検定2級の勉強方法とスケジュールの立て方について
「メイクセラピー検定2級を受けたいけど、勉強方法がわからない」
「メイクセラピー検定2級を勉強するには、どれぐらいの時間が必要なの?」
いざ、メイクセラピー検定2級の勉強を始めようとしても、一体どこから手をつけていいのか、どれぐらいのスケジュールを設ければいいのかなど、わからないことがありますよね。
メイクセラピー検定事務局によると、2級試験の勉強は約2ヶ月間必要とされています。
その中で、筆記試験の勉強は主にテキストや付属の練習問題、模擬試験、実技試験の勉強はテキストのDVDを見て自分や他人へのメイク練習、オーダーに沿ったメイク練習が合格の鍵となりますよ!
この記事では、メイクセラピー検定2級の勉強方法を独学と対策講座の観点から解説し、特別に約2ヶ月間の勉強スケジュールについても詳しく説明していきます♪
独学でメイクセラピー検定2級筆記試験の勉強をする方法
メイクセラピー検定2級筆記試験の勉強のポイントは
- 公式テキストを読み込む
- 練習問題で確認する
- 模擬試験を解く
テキストを読んだあとすぐに練習問題や模擬試験などを解けば、効率よく記憶が定着していくんです。
詳しく説明していきますね!
メイクセラピー検定2級対策テキストを読み込む
メイクセラピー検定2級を独学で勉強するには、まずはメイクセラピー検定事務局が出しているテキストを読み込みましょう。
読み込むと言っても、1回じっくり読んだだけでは全てを理解することはできません。
繰り返して読むことで記憶に定着し、理解度を深めることができます。
初めてテキストを読む時は、意味が分からなくても全体を流し読みして、読み終わることを目標にしましょう。
わからない単語や意味を覚えるまで次に進めないでいると、残りのページを勉強する時間が減ってしまいます。
わからない部分を確認するのは、2?3周目からがオススメです。
テキスト2?3周目あたりからは、1周目と同じように全体を読み進めて、わからない部分にマーカーなどで印を付けておきましょう。
4周目からはわからない部分だけに焦点を当てて、単語や意味を深堀して覚えていきましょう。
テキスト付属の練習問題で確認する
テキストを読んだ後に巻末についている練習問題で確認を行うと、さらに知識の定着を図れます。
練習問題では、今自分が何を理解していて、どの知識が足りないのかがひと目でわかります。
問題を解いて答え合わせをすることは、正しく知識を身につけられているかを確認するだけのものではありません。どこの分野の知識が足りていないのか、何を苦手としているのか、自分自身の不得意な部分を把握するためのものです。
まずテキストを1周流し読みしたら、一度練習問題を解いてみましょう。
そして、間違えた問題の解説を読み、その部分のテキストをじっくり読み込めば、間違えた理由がわかるはずです。
- テキストを読む
- 問題を解く
- 解答と解説、テキストの確認をする
このセットを繰り返せば、少しずつ苦手を解消し、効率よく学ぶことができますよ。
模擬試験で過去問を解く
メイクセラピー検定事務局では、メイクセラピー検定2級受験者のための模擬試験を出しています。
この模擬試験は、過去のメイクセラピー検定2級試験で出題されたことのある問題だけで作られているんです。
練習問題のように間違えた部分の確認にも使えますが、模擬試験は本番前の実力試しとしても使えます。
この模擬試験は問題を解いてメイクセラピー検定事務局に解答用紙を送れば、採点だけでなく記述問題の添削指導までしてくれるんです!
実際にメイクセラピストとして活躍する講師やメイクセラピー検定2級の筆記試験の採点担当者が見てくれるので、本番に近い形で勉強することができますよ。
本番前の実力チェックだけでなく、試験の出題傾向を抑えることもできるので、独学での筆記試験対策にとても有効です。
独学でメイクセラピー検定2級実技試験の勉強をする方法
メイクセラピー検定2級実技試験の勉強のポイントは
- セルフメイク練習
- 他人の顔でのメイク練習
- オーダーに沿ったメイク練習
この3つを繰り返し行うことです。
1つずつ詳しく練習内容を解説します。
公式テキストに付いてるDVDでセルフメイク練習
メイクセラピー検定2級対策テキストに付いているDVDを見ながらセルフメイクの練習をすることによって、実技試験で活用できるメイクアップ手法を身につけることができます。
メイクセラピー検定2級では、以下のようなメイクアップスキルを求められます。
- 遠心メイク・求心メイク
- パーツバランス
- 色の印象
- コスメティックの質感
- オーダーどの合致度
例えば、遠心メイクとは顔のパーツを中心より離れ気味にすることで、ふんわりと優しげな印象に仕上がります。逆に求心メイクは、顔のパーツが中心寄りで大人っぽくクールな印象に仕上がります。
眉やアイメイクの長さを調整したり、ハイライトやノーズシャドウを使って顔立ちにメリハリをつけたりすることで、同じ人でもガラッと雰囲気を変えられますよ。
これらのスキルを身に付けるには、まず自分の顔でメイクの違いによる印象の変化を体感してみることがオススメです。
他人の顔へのメイクに慣れておく
メイクセラピー検定2級の実技試験ではお客様役のモデルに半顔メイクをするので、他人へのメイクに慣れておく必要があります。
自分でメイクをすることには慣れている方でも、他人へのメイクするのでは手の使い方が異なるので、アイラインやマスカラなどの細かい動きがぎこちなくなりやすいです。
また、「なりたい自分像」に近づけるメイクをするには、モデルの方のパーツバランスを観察し、分析するスキルもなければなりません。
初めのうちは他人へのメイクに戸惑うこともありますが、毎日一人ずつでも他人の顔へ練習していけば、手際良くできるようになりますよ。
さらに、他人へメイクをしていく時の自分自身の姿勢や立ち振る舞いも意識して行うことで、実技試験で高評価を狙えます。
実技試験本番までに他人の顔でメイク練習をして、本番もスムーズに進められるようにしましょう。
公式テキストのオーダーメイクにチャレンジ
メイクセラピー検定2級対策テキストでは、実技試験と同じようにオーダー例が載っているので、オーダーに合わせてメイクをできるようにしておきましょう。
2級実技試験では、当日にお客様の「なりたい自分像」に見立てたオーダーが発表され、オーダーに近づけるようにメイクをします。
オーダーは、「落ち着いていて周囲に信頼される女性」「仕事ができて頼れる優しい女性」といった内容です。
公式テキストにもこのようなオーダー例がいくつか挙げられています。
当日どのようなオーダーが来ても落ち着いて取り組めるように、あらゆるオーダーメイクにチャレンジしましょう。
講師のサポートを受けながら勉強するには
メイクセラピー検定事務局では、メイクセラピ検定受験者へ向けた対策講座を設けています。
「独学でちゃんと合格できるかな」と心配な方は、対策講座で講師のサポートを得ましょう。
筆記試験対策には2級通信添削講座、実技試験対策にはメイク実技レッスン講座が用意されています。
それぞれ説明していきますね!
講師に頼れる2級通信添削講座
メイクセラピー検定事務局では、2級受験者に対して2級通信添削講座を用意しております。
通信添削講座は、自分で勉強を進めつつ講師からも添削してもらえるのが人気なポイントです。
通信添削講座の場合、基本的には自分でテキストを読み進めて勉強します。
その上で、テキストの内容がしっかり身についているかを確認するための添削問題を解いてメイクセラピー検定事務局に送れば、講師から問題の解き方や勉強に関するアドバイスを受けることができるのです。
さらに、テキストや問題において不明点が出てきた際に講師に質問できるので、理解を深めながら学べます。
2級通信添削講座であれば、講師からの添削を2回も受けられるので、わからないことをそのままにせず、1つずつ解消して勉強を進められますよ♪
本番前に効果的なメイク実技レッスン
2級実技試験が心配な方は、メイクセラピー検定事務局の2級メイク実技レッスンを受けて、メイクアップの基礎からメイクセラピーにおけるメイクアップ手法までを習得しましょう。
メイク実技レッスンは約3時間かけて行います。
前半の1時間半は下地やファンデーションの付け方やアイシャドウのせ方、メイクブラシの使い方など、日常で役立つセルフメイクについてのレッスンです。
そして後半の1時間半では、メイクセラピーにおけるメイクアップ手法を講師が目の前でデモンストレーションをし、見たあとすぐにモデルに実践できます。
最後には実技試験のシミュレーション練習を行い、本番を意識したトレーニングまでサポートしてくれるんです。
「今までなんとなくメイクをしてきた」という方は、試験前に一度プロから教わるのも試験対策の1つの方法ですね。
メイクセラピー検定2級試験の勉強スケジュール
メイクセラピー検定事務局から出ている通信講座では、2級の勉強目安時間を約2ヶ月間と設定しています。
ここでは、約2ヶ月間(約8週間)のメイクセラピー検定2級の筆記試験、実技試験のそれぞれの勉強スケジュール例をご紹介します。
ぜひ計画的に勉強を進めるのに役立ててくださいね♪
筆記試験の勉強スケジュール例
1週間目 | テキストを1?2周読み終える |
2?4週間目 | テキストの練習問題を解き、間違えた問題の解説とその部分のテキスト見直し |
5?6週間目 | 模擬試験を解き、回答をメイクセラピー検定事務局へ送る |
問題を解いてみて感じた苦手ポイントを復習、テキストで確認する | |
7?8週間目 | テキスト全体を読み直し、間違えやすい問題を集中して解く |
最初の1週間で、公式テキスト全体を1、2回は流して読んでおくと安心です。
わからない単語が登場しても、とりあえぅ最後まで読み進めるようにしましょう。
2?4週間目で公式テキストの巻末にある練習問題を解きます。
採点して間違えた問題や、わからなかった単語は練習問題や公式テキストにマーカーで線を引いたり、チェックしたりしておきましょう。後々、間違えた問題だけを確認したい時にわかりやすいです。
5?6週間目は実際に模擬試験を解いてみましょう。
解いたら回答をメイクセラピー検定事務局へ送り、講師からの添削を待ちます。自分で解いてみて苦手だと感じた部分は、解き終わったあとすぐにテキストで確認しておくと理解が深まります。
7?8週間目は試験直前なので、新しい問題を解く事はせず、今まで触れてきた問題の中で間違えたことがあるもの(マーカーを引いた部分)を確認しておきましょう。
軽くテキスト全体を読み直すのも効果的ですよ。
実技試験の勉強スケジュール例
1週間目 | テキストでメイクアップ手法を読んで学ぶ |
2?3週間目 | テキスト付属のDVDをみながらセルフメイク練習する |
4?5週間目 | 他人の顔でメイクをすることに慣れておく |
6?7週間目 | テキストにあるオーダーメイクを他人の顔で練習する |
7?8週間目 | 立ち振る舞いや姿勢を意識して他人の顔にメイクをする |
1週間目は、公式テキストにあるメイクセラピーにおけるメイクアップ手法について、読みながら理解を深めましょう。
2級試験では、メイクをきれいに仕上げることよりも、メイクセラピーのメイクアップ手法を使ってオーダーに近づけるメイクをすることが大切です。まずは頭で理解できるようにしておきましょう。
2?3週間目は公式テキストについているDVDを視聴しながら自分の顔でメイクの練習をします。
DVDでは基礎編から応用編まで解説しているので、メイクが苦手な方でも見て学ぶことができますよ。
4?5週間目からは、他人の顔でメイク練習の数をこなすことを意識しましょう。
試験当日はモデルに対してメイクするので、他人にメイクをする感覚に慣れておかなければなりません。
6?7週間目でメイクセラピーにおける応用的なメイクアップ方法を他人の顔でできるように練習します。
公式テキストにオーダー例が載っているので、オーダーに近づけられるメイクスキルを磨きます。
7?8週間目頃には他人の顔へのメイクに慣れてきていると思うので、あとはメイク中の自分の立ち振る舞いや姿勢、モデルとのコミュニケーションがスムーズに取れているかなどを確認しておきましょう。
いずれも、試験でのチェック項目になります。客観的にメイクアップ中の自分を分析しておきましょう。
まとめ
メイクセラピー検定2級の勉強は
- 約2ヶ月間を設けて勉強スケジュールを立てる
- 筆記試験で大切なのはテキストを読む・練習問題を解く・模擬試験を解く・間違えた部分を確認する
- 実技試験で大切なのはメイクアップ手法を確認・DVDでセルフメイク練習・他人へのメイク練習
- 独学が不安な方は講師から学べる2級添削講座やメイク実技レッスンがオススメ
2級から実技試験も始まるので、その分勉強時間を多めに設けておく必要があります。
「筆記試験はできてもメイクに慣れるか心配」という方は、あらかじめメイク練習にかける時間を多めに設けておきましょう。
毎日コツコツ継続して勉強すれば、本番も落ち着いて試験に挑めますよ♪