メイクセラピー検定2級は独学で取得可能?確実に受かる勉強方法を解説
「メイクセラピー検定2級ってテキストの内容が難しそうだけど、独学で受かる?」
「1回で確実に合格できる勉強方法ってあるのかな?」
いざ2級取得に向けて勉強しようとしても、このような不安があると勉強が身に入らないですよね。
また、勉強方法が適していないと、いくら時間を掛けても理解できないまま試験当日を迎えてしまうことも。
でも、過去のメイクセラピー検定2級受験者の中には、筆記試験も実技試験も独学だけで合格した方も中に入るんです!
独学が苦手な方でも、メイクセラピー検定2級では確実に2級取得を目指すための環境を用意しているので、安心してくださいね。
ここでは、メイクセラピー検定2級の独学方法だけでなく、独学が不安な方のために確実に2級取得を目指す方法についても詳しく解説してきます。
メイクセラピー検定2級は独学で受かる?
メイクセラピー検定2級は、頑張れば独学でも取得可能です。
実際に過去の受験者の中には、独学で受験して合格した方もいます。
しかし、実技試験は他人の顔でのメイクアップに慣れていること、モデルの顔の特徴を瞬時に観察し特徴を捉えること、テキストにあるメイクアップ技法を使って当日発表されるオーダーに適したメイクをすることなど、多くのスキルを求められます。
美容関係のお仕事に就いていれば、業務でお客様にメイクをする機会があるかもしれません。
そのような環境なら他人にメイクをすることに慣れているでしょう。しかし、そうでない方はなかなか他人にメイクをする機会を得るのは難しい可能性があります。
実際に、メイクセラピー検定2級の合格率を見てみても、筆記試験より実技試験で苦労する方が多い傾向にあります。
もし本番まで筆記試験と実技試験の両方を独学で勉強したいのであれば、なるべく余裕を持って勉強スケジュール組んでおきましょう。
メイクセラピー検定2級の独学方法
メイクセラピー検定2級は、決して簡単な問題ではありません。
しかし、初心者の方でも手順を踏んで勉強すれば、取得することができる資格です。
では一体どんな勉強をすれば2級を合格できるのでしょうか。
ここでは、過去の2級合格者の声を参考にした独学での勉強方法を説明していきます。
公式テキストを熟読し、DVDでイメージを掴む
メイクセラピー検定の過去の合格者は、とにかくテキストを読んで内容を頭に入れたという方がいます。
メイクセラピー検定の筆記試験は、ほとんどがテキストの内容からの出題になります。
2級の筆記試験には選択肢式と記述式があり、選択肢式は文章が一部空欄になっており、空欄部分に該当する回答を1から5の中から選ぶ問題です。
似たような選択肢が並んでいますが、しっかりテキストを理解していれば解くことができます。
記述式問題は事例に対して適したカウンセリング方やメイク手法について問われる傾向にあります。
テキスト内容を応用した問題ではありますが、充実した心のケアを行うために必要な心理学理論や、目の錯覚効果を利用したメイク技法などの範囲を学んでいれば解ける問題です。
また、メイクセラピー検定2級テキストに付いているDVDにはメイクセラピーで使われる遠心・求心メイクやパーツバランス、色彩による印象効果について解説しています。
本番の試験で発表されるお客様の「なりたい自分像」に近づけるようにメイク技法を使いながら仕上げなければなりません。
テキストでも図や写真でわかりやすく説明されているものの、実際に映像を見たり自分が人にメイクしたりするのとは理解度の深さが異なります。
実技試験本番まで人にメイクをする時間が多く取れない方は、このDVDを見ながら自分の顔での練習やイメトレをして習得しましょう。
過去問や練習問題を繰り返し解く
試験前には必ずメイクセラピー検定2級対策テキスト巻末に付いている練習問題を解きましょう。
練習問題はテキストの内容を復習する確認テストのように使うことができます。一通りテキストを読み終えたら問題を解き、わからなかった部分を再度テキストで確認するという方法で勉強すれば、知識が定着するでしょう。
また、メイクセラピー検定事務局から模擬試験も出されています。こちらは過去に実際に出題された問題だけで構成されているもので、本番前の実力試しとして活用できます。テキストや練習問題での学習を終えたら、試験当日までの最終チェックとして模擬問題を解いておきましょう。
問題を繰り返し解いていくことで出題傾向や解き方を理解していくものです。一度問題を解いてみてわからなかった部分を確実に頭に入れるために、試験本番まで何度も確認しましょう。
公式テキストにあるメイク方法を他人の顔で練習する
本番までに最も練習をしておくべきなのは、公式テキストに掲載されているメイク方法を他人の顔で練習しておくことです。
メイクセラピー検定2級からは試験会場での実技試験が行われます。
オーダーに沿ったメイクをお客様に見立てたモデルに施します。オーダーとは、メイクセラピーでいうお客様の「なりたい自分像」です。
「なりたい自分像」に近づけるメイクをするには、メイクセラピーにおけるメイク手法を理解するだけでなく、それを実践できるスキルも身に付けておかなければなりません。
メイクセラピーに求められるメイクは、
- 遠心・求心メイク
- パーツバランス
- 色が与える印象
- コスメティックの質感
これらの知識と技術が必要です。
過去のメイクセラピー検定2級受験者も、実技試験の点数が届かず落ちてしまったという方がいます。
試験でメイクスキルの実力を発揮できるように、他人の顔でメイクする練習時間を長め確保しておきましょう。
メイクセラピー検定2級を確実に取得するには
メイクセラピー検定は3級や準2級よりも求められるレベルが上がり、専門的知識を問われることもあります。
2級取得を考えている方の中には、「独学で合格レベルに持っていけるか不安」という方も少なからずいらっしゃるでしょう。
そんな方のために、2級を確実に取得するための方法を3つご紹介いたします!
メイクセラピー検定2級通信添削講座でプロのサポートを受ける
メイクセラピー検定事務局では、2級通信添削講座を提供しています。
「独学が不安なので誰かにサポートしてもらいたいけど、まとまった時間を取るのが難しい」といった方にオススメです。
2級通信添削講座は、以下の内容がセットになっています。
- メイクセラピー検定2級対策テキスト
- 学習用DVD1枚
- 添削問題2枚分
- 2級筆記試験用模擬試験
メイクセラピー検定2級公式テキストにもDVDが付いていますが、それとは別に試験対策用DVDが付いています。
実技試験で行うメイク手法について、直接プロから指導を受けたかのような充実した内容になっているいるので、DVDを試聴しながら他人へのメイク練習をすると効率的に技術を身に付けられますよ。
添削問題は提出義務のある課題です。
与えられた問題を解いて提出期限までに郵送すると、プロのメイクセラピストである講師が添削して返送してくれます。
講師からは問題を読み解くコツや回答時のポイントについてアドバイスをもらえるので、独学では進めにくい部分もスムーズに知識として吸収できるでしょう。
学習時間は2ヶ月間と長めに設けられているので、試験までの学習に大いに役立ちますよ!
2級対策 メイク実技レッスンで実技試験対策をする
「他人へメイクをする機会が少なかったので実技試験が不安」という方は、2級対策メイク実技レッスンを活用しましょう。試験前に受けると安心して試験に挑めますよ。
こちらは2級の実技試験に特化した内容になっており、実技試験のポイントを講師から直接教わることができます。
メイクセラピーで必要なメイク方法はテキストに記載されていますが、読んだだけでイメージを膨らますのには限度があります。
また、パーツバランスや色彩が与える印象などは、メイクを施すモデルによっても異なります。どんな人にメイクをしてもその人の「なりたい自分」になれるメイクができるように、理論とテクニックをプロから学んでおくと合格へ近づけるでしょう。
認定校や各種スクールでプロから直接学ぶ
「時間を掛けてでもプロから直接指導を受けたい!」という方は、認定校スクールや、メイクセラピー検定の対策講座を開講している各種スクールにて受講する方法が適しています。
認定校スクールは一般社団法人メイクセラピストジャパンが認定しているスクールのことです。
全国に9ヶ所設置されており、全ての認定校においてメイクセラピー検定2級試験の審査員を務める準認定講師が在籍しています。
また、各種スクールも全国に17カ所あります。過去にメイクセラピー検定を特級まで合格した方や、プロのメイクセラピストを目指すメイクセラピスト養成講座を卒業した方が講師としてメイクセラピー検定の対策講座を開いています。
実際に受験者を経験された方々なので、筆記試験でどんな問題でつまずきやすいのか、実技試験でみられるポイントはどこかを徹底的に教えてくれます。
独学では心が折れてしまいそうな方でも、直接プロからアドバイスをもらえる環境であれば、あなたを合格まで導いてくれるでしょう。